日本海鳥グループ blog

Japan Seabird Group
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日本鳥学会 2010年度大会

日本鳥学会の2010年度大会が9月18日−20日の日程で開催されます。

場所は東邦大学の習志野キャンパスです。

詳細は公式webサイトをご覧ください。

無料で参加ができる公開シンポジウムでは「海鳥集団繁殖地の復元」をテーマに、アホウドリの個体群復活に関する講演を聴くことができます。
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海鳥の行動と生態 -その海洋生活への適応

当グループ代表・綿貫豊(北海道大学水産科学研究院准教授)の著書「海鳥の行動と生態 -その海洋生活への適応」が出版されました!!



海鳥研究者はもちろんの事、バードウォッチャーやこれから生物の研究を志す学生、一般の方々にもぜひ読んでもらいたい一冊です。

不思議な海鳥の生態に迫った、国内初の専門書です!!


注文などはこちらをご覧ください。

以下に紹介文と目次を掲載します。

◆本邦初の海鳥の専門書!
 海鳥は生涯のうち9割の時間を海で過ごす。一見何の目印もない広大な海において,海鳥はいかにして餌を探し,子育てをしているのだろう。進化と食物連鎖,運動機能と生理,分布と採食行動,繁殖と適応戦略,環境変化に対する応答などをテーマに,海鳥が海洋生活に巧妙に適 応してきた不思議を解説する。
 日本には海鳥に関する専門書がほとんどない。本書はペンギンはなぜ飛ばないのかといった素朴な疑問から,カモメの飛行とグライダーの意外な共通点やアホウドリの繁殖戦略といった最新の観測技術から得られた新発見まで,さまざまな視点で海鳥研究のおもしろさを紹介する。海鳥を通して見た海はどんな姿をしているのだろうか?
 海鳥の驚異的な身体能力と機動性を海洋の特性と関連させて考察していこう。

【目次】

I.進化と生態
 第1章 海鳥の由来(地上から空へ/海へそして水中へ)
 第2章 生態系における海鳥(多様な餌生物/コラム:海鳥のメニューを調べるには/多様な採 食行動/海鳥の年間餌消費量/少ない天敵/海鳥が陸上生態系に与える影響)

II.運動機能と生理
  第3章 飛行と潜水(飛行と潜水の機能形態と代謝/コラム・海鳥の代謝速度を測る/飛行および遊泳速度はほぼ一定/コラム・一定速度で飛行・遊泳する理由 /二つの省エネ飛行/ウミスズメ科の高い潜水能力/コラム・データロガーの開発/酸素保有量と消費速度が潜水時間を制限する/コラム・ハイテク機器を使う には)
 第4章 限界を超えて長く潜れる理由(潜水中の心拍数低下/部分的体温低下と血流調節/浮力と抵抗:足こぎ潜水 /コラム・スコットランドのメイ島での調査/水中と空中での羽ばたき/コラム・高圧の影響/水中での放熱と寒さへの適応/潜水中の代謝速度は低い?)

III. 海上分布と採食行動
 コラム・海の景観とスケール
 第5章 海上での分布(海洋環境と海鳥の分布/コラム・船から海鳥 の数を数える/海鳥とその餌の分布:空間スケールに注目して)
 第6章 いかにして餌を探すか(探索行動の空間スケール/潜水行動の時間スケール /コラム・採食行動の空間・時間スケールを解析する/探索のメカニズム/採食場所の予測可能性)
 第7章 海での効率的な採食(昼に食べるか夜に 食べるか?/遠くまで行くとたくさん餌をもち帰るか?/効率のよい潜水とは?/コラム・採食イベントを調べる/情報センター仮説)

IV. 繁殖と適応戦略
 第8章 長命でゆっくり繁殖する(親の生存と繁殖速度のトレードオフ/コラム・なぜ給餌速度を調節する場合と しない場合があるか/低い給餌頻度とゆっくりした雛の成長/雛の脂肪蓄積は飢餓に対する保険?/コラム・雛への給餌量を測る/ウミスズメ科の発育・成長と 巣立ち/繁殖開始年齢が遅い理由/毎年同じペアで繁殖する)
 第9章 長距離採食への行動的・生理的適応(長・短距離採食行動と一次生産性/遠方 からの雛への餌の運搬と消化 /抱卵中の飢餓にどう耐えるか/コラム・平和的なコウテイペンギンと海鳥研究者の手の傷/南北長距離渡りと脂肪蓄積)

V. 海洋環境変化と海鳥
 第10章 気候変化と海鳥(魚資源と海鳥:ボトムアップ効果/海鳥の個体数変化のメカニズム/コラム・退 屈な長期研究と科学的発見)
 第11章 人間とのかかわり(漁業と海鳥/人間活動によるインパクト/海洋環境モニターとしての海鳥)

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市民公開講座@名古屋のお知らせ

市民公開講座「海鳥の目から海洋を見る」の名古屋開催分の詳細をお知らせします。

名古屋会場では函館会場とは異なり2日間に渡って講習会が行われ、
航路センサスとビーチセンサスの講習会が行われます。

初日に座学、2日目に実習が行われ、初日の座学のみ参加も可能です。


<1日目 座学>
・日時:10月17日(土) 14:00〜17:00
・場所:名城大学

<2日目 実習>
・日時:10月18日(日) 10:00〜15:00
・場所:伊良湖−鳥羽航路(伊勢湾フェリー)、伊良湖海岸

※参加費:500円
※昼食は各自ご持参ください
※参加申し込み・問い合わせ:052-838-2454、niizuma@ccmfs.meijo-u.ac.jp(担当:新妻靖章)
※申し込み締め切り:10月9日(金)
※先着20名

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市民公開講座@函館のお知らせ

9月と10月に函館と名古屋で一般市民向けに「海鳥の目から海洋を見る」と題して、
一般市民の方々に海鳥を用いた海洋診断を体験していただくという公開講座を行います。

講習会は、

・航路センサス(函館、名古屋)

・解剖実習(函館)

・ビーチセンサス(名古屋)

の3種類が行われます。

今回は函館会場の詳細をお知らせします。


【航路センサス講習会】
・日時:2009年9月26日
・時間:8:00-16:30
・場所:函館−大間航路(津軽海峡フェリー)
・定員:20名
・参加費:500円
・持ち物:昼食、筆記用具、濡れていい服装、防寒具、双眼鏡

〈タイムスケジュール〉
8:00 函館フェリーターミナル集合
8:15-9:00 事前レクチャー
9:00 乗船
9:30 出港、講習開始(ばあゆ6便)
11:10 大間港着
11:30~13:45 昼食、レクチャー(大間町総合開発センター)
14:00 乗船
14:20 大間出港(ばあゆ9便)
16:00 函館港着、解散


【解剖講習会】
・日時:2009年9月27日
・時間:9:00-16:00
・場所:北海道大学水産学部
・定員:20名
・参加費:500円
・持ち物:筆記用具、昼食

〈タイムスケジュール〉
9:00 集合
9:00-10:00 事前レクチャー
10:00-12:00 作業
12:00-13:00 昼食
13:00-14:00 作業
14:00-16:00 事後レクチャー、解散


参加申し込み・お問い合わせは函館、名古屋で異なりますのでご注意ください。
〈函館会場〉
0138-40-8863、umidori09@yahoo.co.jp(担当:伊藤元裕)


なお、この講習会は日本財団の助成金を受け実施します。
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第36回太平洋海鳥グループ年次大会のご案内

太平洋海鳥グループ(Pacific Seabird Group)は、環太平洋の海鳥研究者や政府関係者で構成される団体で、毎年、米国やカナダ、メキシコなどで年次大会を開いています。次回2009年はPSG初のアジアでの開催、しかも函館です。海外海鳥研究者と身近に接し、意見交換できる場です。日本海鳥グループのサイトに、日本語の簡易版案内を掲載しました。PSGのサイトとあわせてごらんいただき、ふるってご参加ください。
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